光を照らす存在に

目の前にある仕事を淡々とこなすだけでは、商品やサービスの先にいる人々やその暮らしが見えてこない。
商社で働く中で、私はこれまでの仕事に疑問を持つようになりました。

目と耳と肌で人々の温かさや営みを感じられるビジネスをしたい。
多くの人に喜んででもらうため、今はまだ光の当たっていない部分にフォーカスし、素材の発掘から商品開発、サービス展開を行えないか。そして、生活者であるお客さまに届け、お客さまに新たな挑戦や体験を重ねてもらうことはできないか。

様々なビジネスプランを立てながらも一貫していたのは、日本人生活者の健康的で活動的な未来をつくるということ。そして、そのビジネスが開発途上国の労働者の生活を守れるものであることでした。
地球上に20万種から30万種あるといわれる植物。日本で自生する植物はそのうちの7,000種ほどです。
アジア・アフリカ・南米と様々な国の食用植物に触れる中で、企業として社会性の高い事業活動に舵を取るべきと考え、開発途上国の食用植物の中から機能性が高く、創業時において日本国内で流通されていない素材を輸入開発することにしました。

日本では栽培できない植物のため、その土地における栽培技術をもつ研究者や農家と提携し商品開発を行うことで、その土地に新たな経済活動を生み出しました。
地球上の恵みから高付加価値の製品をつくることにより、新たな健康習慣・価値をもたらし、日本と世界が抱えるそれぞれの問題に光を照らすために、新規事業の展開や商品・サービスの開発に臨みます。

元気な老人が増えれば日本は明るい

介護負担の少ない日本の未来、後期高齢者(75歳以上)が急増する2025年を前に、当社は日本が抱えている高齢化社会に貢献する製品・サービスを行ってまいります。

介護は年齢や世代を超えて影響を及ぼし始めています。老々介護をはじめ、近年では仕事を持つ両親に代わって祖父母の介護をする若者たちの存在が浮き彫りとなり、家族の介護や家事を行う「ヤングケアラー」として取り上げられるようになりました。また、介護と育児に追われる「ダブルケア」問題も広がっています。

人生100年時代とは言われていますが、現実は75歳を過ぎると何かしらの介助や介護を必要とする人が増えることから、「体が動くうちに」と、早々に介護を受けるための準備を始める人もいます。

当社では「祖父母」「両親」「子」のそれぞれの世代が今を楽しみ、健康的でいられる未来を創るためにスーパーフードを用い栄養面から皆さまの生活を支えていきます。

祖父母世代には基礎代謝向上やエネルギー消費の増加からフレイル予防とその改善にお役立ていただき、健康寿命を延ばし、趣味や旅行を楽しんでいただきたい。両親世代には抗肥満、拮酸化作用による生活習慣病予防、アンチエイジングの取り組みとして生活習慣の一部にスーパーフードを取り入れていただきたい。
そして、子世代には両親や祖父母が元気で健康的であることからもたらされる日々の安心を感じていただきたいと願います。